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たまや〜🎇 日本の夜空を彩る 花火師というお仕事【キャリアの山巡り#014】

トーチリレー

こんにちは!トーチリレーの畑山です☺

「キャリアの山巡り」では、世の中にある求人情報やインターン副業といった「様々な仕事=山」の中から、私たちも知らず、面白そうと感じた山や、あるいは名前だけは聞いたことあったんだけれどもどんな山なんだろう、と思って調べたことをご紹介します!

今回巡り逢った「キャリアの山」は、
「株式会社佐藤煙火」さんです!

第14回は、夜空を彩る花火を製造している会社です!

岸野:今回はキャリアの山巡り15回目になりますね!今回はですね、こちらの花火に関するお仕事なんですけれども。

株式会社 佐藤煙火さんですね!
花火屋さんですよ、皆さん!

株式会社佐藤煙火様の求人情報のご紹介!

岸野:私の方で公開されてるこの会社の求人情報を今日の撮影時点2022年12月20日で独自にまとめてきました。
※ このnoteでは求人情報を画像データでお伝えし、説明は割愛させていただきます。

岸野隊員が見つけたユニークポイント

岸野:今回私が最後に取り上げたいのはですね、この佐藤煙火さんの佐藤さんです!やっぱり140年続いているので、もう6代目になるそうなんですね。この方が日々の活動内容とか、どんな大会で花火を打ち上げましたよとか、最近作ってる花火はこんなものですとかですね。結構頻度高twitterを更新なさっているので、ぜひご覧になってみてください!

花火職人ってこんな仕事をするんだなとかですね、こんな生活スタイルなんだなっていうこと自体も面白いという、そんなアカウントになっていらっしゃいます。

神保隊長から見た「山」の景色

岸野:神保さんも事前にご覧になって、ここがユニークだなと思ったところはどこでしょう。ご共有いただけますか!

神保:そうですね、今回の求人というのは本当にレアな求人だと思っておりまして。未経験者を花火師にしますという求人情報なので、この機会にって思われる方にはぜひご応募いただきたいなと思うんですけど。やはり業歴140年の歴史ある会社で、そして日本の花火にも歴史とか伝統がありまして、それを引き継いでいくお仕事でもあるかなと思うので、こういった求人にご興味をお持ちの方にはぜひ知っておいてもらった方がいいなということをお伝えしたいなと思うんですけど。

まず日本の花火の歴史っていう観点で言うと、日本で初めて花火を鑑賞した人は誰なんですか?っていうこと。多分ほとんどの方がわからないんじゃないかなと思うんですけど、これは実は諸説あって。一応2人ぐらいの著名人が該当として名前が挙がってくるんですが、1人はですね、やはり初めて日本を天下統一を果たした天下の徳川家康さんが日本で初めて花火を鑑賞された人として、いろんな書籍とかにはですねそう書かれているものもあるんですけど。

もう1つありまして、それが今回のね佐藤煙火さんにもご縁のある東北の雄である伊達政宗さん。伊達政宗さんが実は徳川家康さんよりも先に花火の鑑賞会を開いていたんじゃないかという話もあって、今回のこの佐藤煙火さんのホームページには家康よりも伊達政宗の方が先に鑑賞しているというふうに書かれていたりもするので。なんかそのあたりは、事実はどっちが正解なのか分かりませんけど。いずれにせよその時代が日本で花火が根付き始めた時期であるというふうに思っていただければと思います。

で一方で庶民の楽しみとなった、いわゆる偉い方(家康さんとかね伊達政宗さんとかっていう)が観るのは多分厳かな鑑賞会なんだと思うんですけど。そうではなく、一般民衆が楽しめる花火大会つまり今の我々が見ているような花火大会のルーツは一体どこにあるのかってこともちょっと調べたんですけど…。享保18年(1733年)にルーツがあってですね。両国(両国国技館とかお相撲が盛んな東京の下町)の川開き花火大会というのが、実は庶民が鑑賞する花火のルーツだと言われておりまして。

なんでその年なのか?って言われると…この1732年は全国的に日本で飢饉が起きて疫病が流行して多くの方が亡くなった年なんですね。そこで徳川吉宗さんが死者の魂の慰霊と疫病の退散を祈願してこの両国川開きの日に、水の神様のお祭り、水神祭を執り行ったらしいんですね。その時に花火を初めてやったらしいんですが、慰霊のために 死者の魂を弔うために花火を打ち上げることがきっかけとなって、毎年同じ日に川開きの花火大会を行う習慣が両国においてでき始めて、それがなんと!現在の隅田川花火大会につながってるんですね。なので東京で有名な夏の風物詩、隅田川の大花火大会が日本の一般民衆向けに開かれた花火大会の原点であるっていうことなんですね。

…その歴史をずっと繋いでいく、というのがこの仕事なので。享保18年1733年から繋がり、そして今もう2023年になろうとしていますけど。今後もね、この花火の日本の文化を引き継いでいくそういう花火師のお仕事というのが今回のユニークなポイントということで。本当に歴史のあるお仕事だなというふうに思いました!

神保隊長からこの山に登る方へのメッセージ

岸野:最後に神保さんからご興味ある方に向けてメッセージをいただけますか!

神保:この佐藤煙火さんの求人募集は、もしかしたら放送しているタイミングでは終わってしまっているかもしれませんが…。佐藤煙火さんのスタンスとして素晴らしいなって思うのがですね、今のこのご時世に花火職人になりたいという人の母数って当然少ないわけですよね。なのでそこを踏まえた教育体制とかをすごい整えていらっしゃるなと思っていてですね。

やっぱ一人前になるまでじっくり時間をかけて育てるということを大前提に考えられているなっていうのが、彼らの採用ページとかを見るとすごく伝わってくるんです。まさに入社後の流れなんていうことで言うと、「簡単な作業から徐々に覚えてもらい、1年間通しての仕事の流れをまず覚えてもらい、どうしても熟練の技術が必要とされる仕事なのでとにかくじっくり時間をかけて育てていきます」であったり、「入社する前に不安でしょうから、職場見学・体験 大歓迎です」って書かれてるんですね。

実際どんな仕事なのか、文章で見てもなかなかイメージが湧かない。会社の雰囲気は?働いている先輩たちは?こういった内容に答えるために、職場見学をリッチに開いているようで。しかもですね、実際に職場に入ってやってみたい仕事かどうかもちゃんと確認してもらえるような機会を設けてるみたいなんですね。

トドメはですね、職場見学で給与を支払うと。時給1000円らしいんですが。職場見学なんでね、そんな大きな金額を払えるわけではないんでしょうけど。でも職場見学に来た方に見学していただいて、実際に職場体験してもらって、その職場体験してもらった方にはお給料もちゃんと払いますよって。経験がない未経験者の方に対して、門戸を広く持とうとされているのかがすごく伝わってきます。

冒頭の岸野君のスライドにもありましたけど、本当にゼロからイチから全て教えてくださるということなので、未経験で不安に思っている方ももし求人募集が引き続き出るようであれば安心して飛び込んでみてもいいんじゃないかなっていうのが僕からのメッセージです!

今回の内容を動画でご覧になりたい方はこちらから👇

また、私たちは日々、キャリアに悩む方へ、「キャリアトーチング」という無料の転職支援サービスをご提供しています。「新しい山に登りたい!」「でも、独りでは心細い」という方はぜひ、キャリアトーチングをお申し込みください!

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