
第二のくまモンを自らの手で!ゆるキャラを作るお仕事【キャリアの山巡り#004】
こんにちは!トーチリレーの畑山です☺
「キャリアの山巡り」では、世の中にある求人情報やインターン副業といった「様々な仕事=山」の中から、私たちも知らず、面白そうと感じた山や、あるいは名前だけは聞いたことあったんだけれどもどんな山なんだろう、と思って調べたことをご紹介します!
今回巡り逢った「キャリアの山」は、「株式会社ふわふわ」さんです!
第4回は…ゆるキャラを扱う会社です!
岸野:第4回目のキャリアの山巡りをお届けしたいと思います!今回はこちらのくまさんに関する山巡りをしたいと思います!

今回はですね、株式会社ふわふわさんという会社を取り上げたいと思っておりまして。
神保:もう名前が社名が全てを物語ってますね。
岸野:社名がすごいですよね!

株式会社ふわふわ様の求人情報のご紹介!
岸野:私の方で公開されてるこの会社の求人情報を今日の撮影時点2022年11月22日で独自にまとめてきました。
※ このnoteでは求人情報を画像データでお伝えし、説明は割愛させていただきます。

岸野隊員が見つけたユニークポイント
岸野:この会社のピックアップしたいところは、なんといってもこの着ぐるみですよね!株式会社ふわふわという名前とこの着ぐるみ。Youtubeもたくさん動画を上げているようで。
神保:可愛いですね、これ。
岸野:これはね、Youtubeぜひご覧になっていただきたいです!
※株式会社ふわふわさんのYoutubeはこちらです!👇
岸野:着ぐるみとかを制作している様子とか、作ったものを元にイベントして様子とかがあってですね。ああやっぱりこういう会社があるから、百貨店とかスーパーで見るこういうイベントって行われるんだなっていうことが改めて分かる面白い映像になってます。こちらが私が思った特に取り上げたい項目ですね!
神保隊長から見た「山」の景色
神保隊長の注目ポイント その①
岸野:神保さんも事前にご覧になって、こユニークなところ、ご自身ので取り上げたいなと思ったところはございますか。
神保:はい、面白いなと思ったポイントが2点今日はありまして。1つは着ぐるみ制作というプロセス、これがもう完全に職人芸だということですね。着ぐるみ制作って言われると…縫って、人が中に入っても問題ないような大きさのぬいぐるみを作るということなんで、縫製の技術とかそういったものが当然必要になってくるわけですが…。着ぐるみって特にああいうゆるキャラとかのキャラクターものになってくると、いわゆる発注主の想いがかなり定性的に、全振りで多分オーダーが来るような気がするんですね。こういう感じのくまで、こういう表情が良くて色合いはなんかこういう色かなーみたいな。できれば子供たちから愛されるような、触ってもらってなんぼみたいな
柔らかさのあるようなそんな感じがいいんですけど、とか多分そういうことになるんですね。その依頼者の想いを形にしていくので、毎回オーダーが当然定性面丸出しなんで多分違うはずなんですよ。
なのでその定量的ではない定性的な依頼主の形に見えない想いといったものをまさに形にするので、これ完全職人芸になっていくわけで。でそこにちゃんとした縫製とかパターンの技術、アパレルでいうその服の型紙を作るみたいな技術も多分必要になってきて、平面イラストのイメージからそれを立体的に書き起こしてふわふわ、 かわいい、かっこいいというイメージで着ぐるみに仕上げていくって形なんで、これは実はかなり芸術的センスが問われる仕事というか。もう完全にあの伝統工芸品を作るような、知の結集みたいなことがないとなかなかできないことだなと思うんですね。
なので出来上がりが優しいふわふわとした着ぐるみっていうイメージから、なんとなくその製造プロセスまで柔らかくふわふわしたものと思われがちですけど、ゴリッゴリに職人の息の詰まった、そういうプロセスで着ぐるみがようやくできるということがこのふわふわさんのホームページとかふわふわさんについて書かれたネットのインタビュー記事とかですね、色々読み込んでいくとこれは大変やりがいがあり想いの詰まった、そして想いを形にする仕事だなというふうに改めて思いました。
今回はそのまさに一翼を担う方の募集ということなんで、出来上がった
着ぐるみを通じて子どもたちの元気とか夢につながっていくと思うと、大変…なんていうのかな替えの効かないすごく素晴らしい素敵な仕事だな、というふうに思ったということがまず1点目ですね。
神保隊長の注目ポイント その②
神保:で2点目は私らしくビジネスライクなお話もしたいと思います。着ぐるみは成長産業であるということです。日本全国でゆるキャラとか地域のキャラクターが作られてるってことは多くの方がニュース等でも見ていて、例えば千葉県のチーバくんとかですね。1番有名なのは熊本のくまモンとか。もうどこもかしこも今地域キャラクターにめちゃくちゃ力を入れてるわけですよ、各地方自治体はですね。でこれ日経新聞のアンケートで47都道府県815の市区町村にアンケートを取ったところですね、昨年度2021年度にはもうすでに合計で1553のキャラクターが誕生しているようで。なんと10年前の2011年度714キャラクターに比べて2倍増しています。なのでこの少子高齢化、人口減に苦しむ中でもキャラクターは倍増している、というこの事実がありまして。それが僕が着ぐるみが成長産業であるというふうに思っている部分なんですけど。
このキャラクターっていうのはですね、いわゆる各市区町村のまさにトップである市長さんとか区長さんとか県知事さんとか、そういった地域団体のトップに代わって県とか市の商品とか魅力を伝えるいわゆるセールス役を担っています。で実はトップセールスの主役にもなりつつあって、例えばSNS上の発信力みたいな観点で言うとこれもちょっと驚くべき数値なんですけど。全都道府県の4割超で各都道府県の知事よりも発信力が高いというポジションを担ってるのがこのゆるキャラたちなんですね。でこれかなりエグい調査を日経さんはやられていて。各都道府県ごとでですね、どうやらキャラクターと知事のSNSのフォロワー数を比較したらしいんですよ。そしたら20府県でキャラクターの発信力が知事を上回っていたっていうそういう数値的実績が取れているということで。例えばその代表例80万フォロワーがいる熊本のくまモンとかっていうのは、これもうちょっと驚くべきことなんですけど。くまモンが売り上げに貢献してる金額がですね、年間約1700億円なんですね。1700億円ですよ!…なんかそういう存在にもうゆるキャラとかキャラクターはなり始めているということで。
そしてそのゆるキャラの存在を担っているのがどこなんだっていうと、まさにこういう株式会社ふわふわさんのような着ぐるみ制作をめちゃくちゃ頑張って昔からやっている、そこにいる職人技を持った着ぐるみ制作のスペシャリストたちがまさにこの成長産業の裏の担い手に僕はなってると思っていて…。今回のユニークポイントとしてご紹介させていただきました。
岸野:ありがとうございます。私たちは1つの会社を取り上げた時に、今現在募集しなくても過去に募集してた職種とかも見るんですけども…。まずパターンナーですね。本当に着ぐるみを作る職人を募集っていうことをしている時期もありましたし、今回はもうちょっとフロントに立つ営業の方でまさに本当に知事さんと会うこともあるのかもしれないし、企画したいという方と一緒にマーケティング戦略とかから考えるような仕事が本質的には求められるような、そういう職種かもしれないですね。パターンナーの方とかこういった営業の方々とかがチームになって、今のこの成長産業を作られているわけですね。
神保隊長からこの山に登る方へのメッセージ
岸野:今回もこの仕事面白そうだなって思った方に神保さんからメッセージをいただけますか!
神保:はい。まずこのポジションに応募される方は、矛盾と戦う必要が出てくるかなと思っておりまして。でもそれも含めて面白いなと思うんですけど。子どもに夢を与える仕事じゃないですか、この着ぐるみ制作っていうのは。子どもに夢を与えるんですけど、この仕事やってる人が子どもにドヤるとですね、子供の夢を壊すっていう矛盾があってですね。
…つまりふなっしー作ってるの俺だぜって言うと、子どもの夢を壊すんですね。くまモン作ってんの俺であの後頭部のところ縫うのがめっちゃ大変だったんだけどとかって言うと、子どもの夢を壊すので、これをですねあくまで裏方で子どもに夢を与える仕事として徹していただきたいなというふうに思います。でも一方で自分の中だけでそれをこう噛みしめてですね。ふなっしーとかくまモンとかチーバくんが今イベントに顔を出して、多くの子どもたちから歓迎されて彼らに夢を与えて笑顔を与えてるっていうのは、やっぱ自分が製法した着ぐるみがそういう風に大活躍してるっていうのはすごいものすごい経験だと思うんですね。それってテレビに映ってるふなっしーの制作に自分が直接関わってるとかって…やっぱそういうお仕事ってとっても素敵だなと思うので、ぜひそういうことに興味関心のある方はご応募いただきたいなと思ってます。
ビジネス上の今後の成長の伸びしろもかなり面白いなと思っている部分がありまして。このふわふわさんはですね、着ぐるみの補修とかクリーニングを請け負っているんですね。地方自治体などの公式キャラクターの他にも企業のPR事業であったりマスコットキャラクターなど様々なキャラクターが今日本全国で活躍していて、この1点物の愛着のある着ぐるみを長く活躍させるためにはメンテナンス需要はめちゃくちゃ高いんですよね。10年間で倍増しているという成長産業であることも踏まえると、ビジネスモデルとしても実はとっても面白いんじゃないかなと思っております!
今回の内容を動画でご覧になりたい方はこちらから👇
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